水底を蹴るために深く沈んで

ありふれた孤独と創作の記録。

2020-01-14から1日間の記事一覧

たとえば手首を切るみたいに

文章を書くことが苦痛だ。 書いている時間より、白紙のノートに向き合っている時間の方が多い。 本を読むことも苦手だ。同じ本を何年も、最初の方のページを読んでは読むのをやめて、また最初から読み始めるを繰り返している。 小説を書くのは、わたしにとっ…

水底を蹴るために深く沈んで

ながいこと、空が白むころに布団のなかで眠って、夕方に起き出す生活が続いている。起きていても頭は回らず、創作活動は進まない。3日くらいシャワーを浴びていない。自堕落な身体と、相反する心のなかの焦燥感が喧嘩して、蜘蛛の糸に絡めて取られたような不…